今回はアダルトネタではなく女性のメンタルヘルスよりのコンテンツになります。ストレスというと普段でもよく使う言葉ですが、きちんと理解をしている人は少ないと思います。
ストレスとストレッサーの違い
ストレッサーとは直訳をするとストレスを引き起こす物理的・精神的要因(ストレス要因)になります。
ストレスはなんらかの刺激によって心身に生じるゆがみになります。ストレスの元となる事象は厳密には「ストレッサー」ということになり、それによって生じる心身の不調が「ストレス」ということになります。
ストレッサーには様々なストレッサーがあり物理的・環境的・社会的ストレッサーは「外的ストレッサー」、身体的・精神的ストレッサーは「内的ストレッサー」に大きくわけられます。
環境的ストレッサー・ 騒音、振動、空気の汚れなど、外部環境によるもの
社会的ストレッサー・ 仕事、家庭、経済状況の変化、人間関係など、社会環境によるもの
身体的ストレッサー・ 病気、怪我、疲労、不眠など、体の変化によるもの
精神的ストレッサー・ 怒り、悲しみ、葛藤、緊張、不安、悩み、寂しさなど、気持ちの変化によるもの
ストレス自体は悪いものではない
「ストレス」は脳が進化するために必要不可欠だということです。それ自体は悪いことではありません。
私たちの脳は、日々進化しています。失敗して痛い思いをすれば、夜眠っている間に失敗に使われた関連回路の閾値(しきいち:生体反応が起こる入力値)が上がり、その回路には電気信号が流れにくくなります。
成功してうれしい思いをすれば、その逆のことが起こります。
つまり、私たちの脳は、日々、失敗しにくく、成功しやすい脳に進化しているのです。適度なストレスはよく、適度なストレスは緊張感やヤル気を生み出します。しかし過度なストレスは不調の原因になります。
女性のストレス
男性に比べて女性のストレスは受ける確率が高いそうです。女性は精神的に強いと言われていますが、実は男性よりもストレスを感じやすく、その影響で体調を崩すことも多いです。
女性のストレスの根本的な要因
女性がストレスをうける要因の一つして女性脳というのがあります。女性脳とは男性と異なり、まず右脳で相手の表情や態度をキャッチし、それをすばやく左脳へ伝達をします。
相手が言葉にしなくても、感情の変化や要求を敏感に察知できるのが女性の脳の特徴です。
その一方で相手の言動や表情を深読みして気を遣ったり、精神的に疲れてしまいます。情報キャッチが優れている反面、女性脳はストレスを感じやすく、心の負担につながりやすい傾向があります。
また相手に共感しやすくのもストレスの要因の一つに挙げられます。
また女性の特有の環境もあります。仕事など、男女が抱えるストレス要因に加えて、妊娠や出産、更年期障害など、女性には女性特有のストレス要因にあげられます。
女性のほうがストレスに強い!?
女性のほうがストレスに強いという説もあります。その理由としてはその秘密が、「エストロゲン」という物質にあります。
エストロゲンとは、卵胞ホルモンとも呼ばれ、女性ホルモンの一つです。子宮内膜を厚くする働きや、骨の形成を促す働きの他、丸みのある女性らしい身体づくりを促す働きをしています。
エストロゲンは、ホルモンバランスの崩れや産後などに分泌が減ることがあるので、大豆などの食生活やサプリを使って意識して保つことが大切です。
産後うつとか呼ばれているのはエストロゲンが急に減ることで、精神を安定させるはたらきのあるセロトニンという物質の働きが低下するためだという説もあります。
ストレスの女性の身体への影響・生理不順や無月経に
ストレスは基本的には自分の体の弱いところに症状として現れる傾向が高いと思います。
女性の場合はストレスにより生理不順や無月経が圧倒的に多いといえます。
生理は、女性のカラダのバロメーターです。仕事や職場の人間関係などで悩んでいたら、生理不順になったというのはめずらしくありません。
転職や引越しなどで環境の変化の影響はとてもストレスが溜まりやすく症状が出やすいので注意しましょう。すいので気をつけましょう。
ストレスの影響で子宮が痛くなる?
ストレスの影響で子宮が痛くなることがあるそうです。その理由としては子宮体は交感神経に、子宮頸(しきゅうけい)は副交感神経に支配され、エストロゲンは交感神経優位を、プロゲステロンは副交感神経優位をもたらすさています。
子宮もほかの臓器と同じように、自律神経系の働きに敏感に反応し、収縮と弛緩(しかん)をします。交感神経が優位な時は緊張するので筋肉が収縮します。
よく「緊張してガチガチになっているよ」というのは交感神経が優位になっていて筋肉が収縮している状態をいいます。
逆に副交感神経が優位な時はリラックスしているので筋肉が弛緩(緩んでいる)状態ですストレスで神経が疲れていると、子宮もキュッと緊張したまま、あまり動いてくれません。
子宮自体「分厚い筋肉」でできているので胃や腸などの内臓と同じように、自分の意思では動かすことができず、神経でコントロールをしています。つまりストレスで交感神経が優位になっている状態は子宮では緊張状態で筋肉が収縮している状態になります。
ストレスとオナニーの関係性
ストレスによりホルモンバランスが乱れることで起きる現象を、オナニーで女性ホルモンを活発化させることで防ぐことができます。オナニーのやり過ぎもよくありませんが、我慢しすぎるのもよくありません。